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下伊那で実家リノベを検討中の方へ|建て替えとリノベの費用比較チェックリスト

信州木材工房株式会社は、長野県飯田市を拠点に新築工事、リフォーム・リノベーション、木材加工・販売を行っております。実家の再利用を希望されるお客様に対して、建て替えかリノベーション(改修)かの判断には悩みがつきものです。特に下伊那地域の気候・建物の築年数・伝統構法など特色を踏まえると、費用と暮らしの快適さのバランスが重要になります。このチェックリスト記事では、建て替えとリノベの費用比較に必要な項目を整理し、ご自身の実家にどちらが合うかを検討できるようご案内いたします。

1.現状把握と初期診断のポイント

建物の築年数と構造耐久性を確認する

築年数は30~50年を超える古民家が多い下伊那では、柱や梁の腐食・シロアリ被害・基礎のひび割れが起きている可能性があります。耐震基準も変化していますので、現行基準とのギャップを見極めることが重要です。まずは専門家による耐震診断と構造の現状調査を依頼することが、どちらの選択でもコスト見積もりを正確にする出発点になります。

 

土地・地盤・法規制の確認

敷地が広いか狭いか、傾斜地かどうか、再建築可能か(建ぺい率・容積率・接道義務等)を市役所等で確認する必要があります。また下伊那の中でも松川町・阿智村など山間地域では地盤補強の必要性が高くなるケースがあります。これらが建て替えの自由度やコストに大きく影響します。

 

2.費用の主な比較項目と相場目安

解体・撤去費用

建て替えの場合は既存建物の解体や撤去が必須です。木造住宅の解体費は100万円~200万円が一般的な目安となることが多いです。リノベの場合、解体部分が限定的であればこの費用を抑えられます(例:内部改修のみなど)

 

構造補強と耐震工事

古民家では基礎・柱・梁・屋根など構造部の補強が必要なことが多く、耐震壁の設置や屋根の補強が求められます。目安としては、基礎補強100万円~300万円、柱・梁の補強50万円~200万円程度が見込まれることがあります。

 

断熱・気密・外皮の性能向上

下伊那は冬季の寒さが厳しく、断熱性能の向上が暮らしの快適さと光熱費の節約に直結します。窓の交換、屋根・外壁・床下などの断熱補強は非可視部分の改修も含むためコストがかかります。既存の外皮を活かすか全面改修かで差が大きく出ます。

 

設備更新および水回り・電気工事

給排水管の老朽化、電気配線の安全性、暖房設備などの更新が必要なケースがあります。水回り(キッチン・浴室・トイレ)の全面交換を伴うリノベは広さによりますが数百万円単位になります。建て替えなら設計段階から新設備を取り入れやすくなります。長野市の事例では40坪の一戸建てで水回り含むリノベが約500万円とされる事例があります。

 

内装・間取り変更・仕上げ材のグレード

間取りを変更する工事や内装材(床、壁、天井など)の選択が費用に大きく作用します。造作木材や無垢材を使うとコストは上がりますが、見た目と質感での満足度は高まります。広さや工事範囲次第で中規模リノベなら700〜1,500万円、全面改修なら2,000万円以上の可能性もあることが報告されています。

 

工期・仮住まい費用・付帯費用

建て替えでは解体~新築まで6か月以上かかることがあり、仮住まいの費用・引越しの手間・仮設工事などが付帯します。リノベーションでも工事範囲が広ければ1〜3か月以上かかることがありますが、建て替えよりは短いのが一般的です。

 

3.下伊那で建て替えが向いているケース・リノベが向いているケース

建て替えが適する方

▶建物の老朽化が激しく、構造上の安全性に大きな不安がある場合

▶間取りや規模を大きく変えたい・平屋にしたい・二世帯住宅にするなど自由度が欲しい場合

▶法規制(接道・建ぺい率)に問題がなく、土地に余裕がある場合

▶将来的な資産価値や耐震・断熱・省エネ基準を満たす住宅性能を重視する場合

 

リノベーションが適する方

▶実家に思い入れがあり、できるだけ既存の構造・素材を活かしたい方

▶コストを抑えつつ、快適性(断熱・耐震・水回りなど)を改善したい方

▶工期を短くしたい、仮住まいを避けたい方  土地条件・法規的制約があり建て替えが難しいケース

 

4.費用比較チェックリストカード形式

基本費用

解体/撤去費用

建て替えの場合:100万円~200万円前後(木造住宅)

リノベの場合:解体範囲が限定されれば50万円~100万円以下になる可能性あり

構造耐久性・補強

基礎・柱・梁補強

建て替えの場合:新築基準で設計できるため耐震等級等を満たしやすい

リノベの場合:基礎補強100~300万円/柱梁補強50~200万円の追加予算を見込むことが必要

断熱・外皮・窓

断熱改修・窓交換

建て替えの場合:新築仕様で断熱等性能基準を満たす設計が可能

リノベの場合:窓・外壁・屋根等に断熱追加で数十万円~百万円以上のコストが発生

水回り・設備更新

キッチン・浴室・給排水・電気

建て替えの場合:最新設備を自由に配置/配管設計も自由になる

リノベの場合:配管位置による制約・既存設備の撤去や更新で工事範囲が広がることあり

内装・間取りの自由度

間取り変更・仕上げ材

建て替えの場合:完全自由設計が可能

リノベの場合:耐力壁・構造制約があり,変更できない部分が出ることあり

工期・仮住まい関連

期間・付帯コスト

建て替えの場合:解体+新築で6ヶ月以上かかることがあり,仮住まいや引越しが必要

リノベの場合:1〜3ヶ月程度で済むこともあり,工期短縮とコスト抑制の可能性あり

5.判断に役立つ補助金と税制制度

下伊那地域を含む長野県では、既存木造住宅の耐震改修補助金や、空き家再生支援制度などが利用可能な場合があります。市町村ごとに制度内容や所得制限・申請時期が異なるため、実家がある自治体の窓口で最新の募集要領を確認することが肝要です。また税制優遇制度として、固定資産税の軽減措置や住宅ローン控除、再建築時の登録免許税・建築確認申請手続きの簡素化などが影響することがあります。

・事前に抑えておきたい3つのチェックポイント 1. 現地構造診断を行い、どこまで手を入れる必要があるか明らかにすること
2. 工事範囲と仕様を具体的に決めてから見積もりを取ること(曖昧な仕様では予算オーバーの原因に)
3. 補助金・助成制度の活用を前提に、申請要件と期間を把握しておくこと

締め|後悔のない選択のための視点


建て替えとリノベーションにはそれぞれ大きなメリットとデメリットが存在いたします。下伊那のような地域では、冬の寒さ・雪・伝統木造住宅の耐久性・地域法規制など条件が多様であるため、一律の答えはございません。大切なことは、ご自身の実家の現状を正確に把握し、ご家族の暮らし方・将来の資産価値・快適さに優先順位をつけて判断することです。そして信州木材工房株式会社は、その判断をサポートできる構造診断・費用シミュレーション・設計提案を誠実に行っております。ご相談いただければ、下伊那地域に即したプランをご一緒に考えさせていただきます。

参照:長野県の古民家リノベーションにおすすめのリフォーム会社
参照:長野市内の古民家をリフォームしたい!メリットや費用相場に
参照:建て替えとリノベの比較|費用・性能・思い出で選ぶ
参照:古民家のリフォームにかかる費用相場を徹底解説!

お問い合わせ


空き家リフォーム・家具製作は長野県飯田市の信州木材工房株式会社|求人
信州木材工房株式会社
〒395-0807 長野県飯田市鼎切石5246番地2
TEL:090-8328-3889 FAX:0265-53-4845
※営業電話お断り

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